でぶぅのレインボー(LGBT)
こんばんは。でぶぅです。
多様性(Diversity)という言葉、よく聞くようになりましたね。
ちょっと前まで、お台場シティのことだと思っていたのに。
つい先日、LGBTについて考えるキッカケを頂きました。
でぶぅは、NPO法人グリーンバードという街のゴミ拾いボランティア団体の
岡山チームリーダーをやらせて頂いております。
何してるかというと、不特定多数の人にこの日にゴミ拾いやります!と
告知してゴミ拾い道具を持って集まって、ゴミを拾う。
ただそれだけ(本当は違うけど)。
このNPO法人を15年ほど前に立ち上げたのが、現在の渋谷区長の長谷部健さん。
2015年3月、渋谷区で「同性パートナー条例」が成立した。
ここから日本のダイバーシティ論が動き出したように私は理解している。
この条例が生まれるキッカケとなったのが、グリーンバード歌舞伎町チームリーダー
杉山文野さんとの出会いがあったからと聞いている。杉山さんは元女子フェンシング
代表。現在は、イケメン・トランスジェンダー活動家。
私があった時には爽やかなお兄ちゃんでしかなく、当時はびっくりした記憶がある。
そもそもグリーンバードの活動は誰でもできます。ゴミ拾うだけ。
だから誰が来てもOK!つまり多様性を歓迎している団体なんです。
4月28日〜5月6日・東京レンボープライドが開催される期間に
岡山でも何かできないか!と考えた。
2年前は缶バッヂを配ってLGBTの名前を知ってもらうことにした。
昨年は杉山さんに動画をお願いしてLGBTを近くに感じてもらえるようにした。
そして、今年。
LGBTの名前はこの数年で多くの人が知ることになった。
次の展開は?そもそも当事者でない人の啓蒙活動や認知行動に意味があるの?
LGBTの人たちから見たら、どう映るの?やらない方がいい?
など葛藤がありました。
岡山に住むトランスジェンダー・臼井タカキートさんに相談してみた。
約1時間、私の悩みを聞いてくれた。
タカキートさんが話してくれたのは、アライの存在。
LGBTの人が差別を受ける社会に反対し、共生しようと賛同・支援する人のこと。
つまり、ストレート(LGBTでない人)がレインボーをかざすことは
決して悪いことではないと言ってくれました。
最終的にはLGBTという言葉自体が不要になるのだと思う。
まだ机上の空論かもしれない。
東京オリンピック2020、世界は東京の、日本のどこを見ているだろうか。
パレードすることだけが正解ではない。
岡山でできること。望まれること。机上の空論で無くなることを望んで。
活動の後、プラウド岡山さんにもメールをした。
快い返事を頂いた。
3年目にして何か少しだけ動き始めたような気がした。