「七草粥」の謎
1月7日の朝に七草粥を食べる。
暴飲暴食したお正月の胃を休めるという話。
ではなく、御伽草子の七草草子という話があるらしい。
【簡単に説明】
昔、親孝行者がいた。両親はもう年寄りで、なんとか若返らせたいと21日間
山で苦行をし、祈願した。
そうすると帝釈天が現れて、
「8000年生きている白いガチョウがいる。その秘術を教える!」とお告げがあった。
1月6日までに7種の草を集めてこい。
毎年春のはじめに七種の草を食べること。
その草を柳で作った器にのせ、玉椿の枝で叩く。
次の時間通りに。
酉の刻(18時前後)から「せり」
戌の刻(20時前後)から「なずな」
亥の刻(22時前後)から「ごぎょう」
・・・・と7種を夜通し叩き、辰の刻(8時前後)から合わせて、
東から清水を汲んできて煮て食べる。
一口で10歳若返る。
と言われたそうだ。
1月7日、七草粥を食べれば、
胃腸を休め、また体に気を付けながら生きていけば、
「若くいられるよ!」と言うことですかね。
ちなみに、
1 すずな(菘)は、かぶ。
2 すずしろ(蘿蔔)は、だいこん。
3 なずな(薺)は、ペンペン草。
4 ごぎょう(御形)は、ほうこ草。(??)
5 はこべ(蘩蔞)は、はこべだった。(はこべらとも言う)??
6 ほとけのざ(仏の座)は、田平子(たびらこ)。胡瓜草(きゅうりぐさ)??
7 せり(芹)は、せり。
1、2、3はわかった!そう言うことだったのか!
4、5、6は謎が深まるばかり。
7はそのまんま。でもせりはなんとなくわかる。
と言うことで、今日は七草粥を頂きます!!