でぶぅの日記

思ったことを思ったままに

「だっぴ 」する大人

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岡山には「だっぴ 」とちょっと変わった名前のNPOがある。

若者と(おもしろい生き方をしている)大人をキャスト(スタッフ)の大学生が

ファシリテートしてグループで話し合う場を提供している。

 

教える・教わるの関係になりがちな若者と大人。

フラットに共に考える、思う、伝えることで

若者は価値観の幅を感じられると言われている。

中学生や高校生、いや大学を卒業しても自分の世間は狭いもの。

会社と過程と数少ない友達の域を出ないことが多い。

 

と、若者たちのプログラムのように見えるが、実は違う。

「だっぴ 」のもつ裏メッセージを強く感じてしまった。

「大人たちよ、だっぴ せよ!」

 

若者が変わるには大人が変わる必要がどうしてもある。

社会を作っているのはどうしても大人だから。

どんなに若者が変わろうとしても大人が変わらなければ変わらないことも多い。

 

7人ほどで輪になる。お題をもらいそれについて

ノートに自分なりの答えを書いて見せ合い、話を聞く。

お題は、「なぜ遊ぶの?」「今、なりたい自分って?」など、

一人でいくらでも話せそうだ。

そして、自分の意見や見解はたくさんあることに気づく。

ここからがだっぴ ポイント。

この意見を言えば、この子たちにはいい答えだろう!とか

正解を伝えてあげなきゃ!はNONだっぴ である。

自分の実体験から出た答えは全く逆の答えなことも多い。

(失敗して学ぶことのほうがいいということなんだろうが)

そして、そこは未だ未解決なこともある。

40そこそこで人生の全てを見通せているわけもなく。

 

若者たちのほうが、素直でだっぴ することへの恐れや抵抗は少ないように感じる。

だからこそ、とんでもないことのように聞こえることもある。

あ〜、ありがとう。若者よ!そして「だっぴ 」という変な名前の団体よ!

大人たちよ!だっぴ しよう。社会を変えられるのは若者だけではない。

老害が出ぬうちに、早めに気付こう。

 

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