いつものゴミ拾い。いつものボランティアへ。
災害が起こると、ボランティアにたくさんの人が訪れる。
倉敷市真備町には総勢2万3000人もの人が来てくれている。(8月12日まで)
さて、「この人たちはボランティアとは何か?」と考えてきているのだろうか。
「目の前で困っている人がいる、自分のできることをやりたい」
ある人は、電車で席を譲るようなものだと言っていた。
少しだけの勇気があればできる。目の前の誰かが喜んでくれる。
大きく社会を変えたりするものではないが、
小さな一歩の積み重ねが大きくなることもある。
被災地に入った人はあることに気付く。
1人が2人になると作業は格段に早くなる。
3人、4人、人が増えると驚くべき結果を残す。
でも、先は長い。まだまだやるべきことはある。
暑い暑い8月は夏休みもあり、多くの人が被災地に来てくれると信じている。
9月以降はどうだろう?
(私は、決っしてボランティアをしよう!と啓蒙しているわけではない)
県外の人より、県内の人がベースになるのではないかと思う。
この週末は「真備にいこう」と特別ではなく、
日常的に少しずつ変わりゆく真備に触れに行く。
日常的なボランティア。
昨日、岡山駅前で、ゴミ拾いのボランティアをした。
毎月行ってきた活動だったが、7月は豪雨災害のため、中止した。
私にとっては、日常のボランティア。
今回の活動は「いつものゴミ拾い」と名付けた。
災害ボランティアと一緒にするつもりはない。
ただ、グリーンバードに来る人は、ちょっとだけ、席を譲れる勇気を持っている。
災害が起こったら何かしたい!何ができるだろう?と考える種を持っている。
そんな気づきのあった「いつものゴミ拾い」だった。