でぶぅの日記

思ったことを思ったままに

「愛犬シェア」ってありですか?

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シェアってどこまで進む?

カーシェアリング、シェアハウス、シェアオフィス・・・・

モノや空間をシェアしながら、共に過ごす時間や価値観を共有していく「シェア」

 

石山アンジュさんの本

を読みました。

「シェア」の本質はいまいちつかめてません。

 

本題「うちの犬、シェアできますか?」

犬をシェアするっていうと、なんだか怒られそうな気がするが、

まずは話を聞いてほしい。

 

70歳越えの老夫婦が飼う大型犬

うちの母はゴールデンレトリバーが大好き。

何代にも渡って、ゴールデンを飼ってきた。

そして犬のいない生活は耐えきれないほどになっている。

しかし、老父婦にとって大型犬はリスクでもある。

力の強い大型犬の散歩は正直、危ない。

 

仲間で育てる愛犬シェア・コミュニティ

世の中には、犬を飼えない環境の人もいる。

賃貸でとか、一人暮らしでとか。

でも戯れたり、お散歩行ったりはしたい。

誰にでもということではなく、愛犬シェアコミュニティ内で

飼っていけれれば、犬としても顔の知れた人ばかり。

 

犬のしつけについて

現在、マキバドッグスクールにお願いしている。

しつけをしてもらっても、甘やかしてしまえば、全て忘れてしまうようだ。

ということは、しつけをする飼い主側もちゃんと理解をして飼わなければならない。

愛犬シェアコミュニティのみんなで、

しつけをする飼い主側のレクチャーを受けてはどうか。

 

makiba-dog.d.dooo.jp

 

独占したい気持ち

自分の子どもが一番可愛いのと同じくらい、自分のペットが一番可愛い。

つまり、みんなのペットになった時、一番可愛いがなくなるのだろうか?

もしくは、私だけのペットにしたいと思い、愛犬シェアはしずらいのだろうか。

 

今後のこと

今は、散歩の時が心配なだけだが、何かの理由で一緒に住めなくなったらどうするの?

など今後のことを考えてしまうと、母や父にとっても、犬にとっても、

今、考えておくべきことだよな〜と。

 

さぁ、ここから。「真備地区復興計画」

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注目の「復興計画」

パブリックコメントをみんなで考え、とにかく思うことは倉敷市に提出した。

資料によれば、433人がパブリックコメントを提出したらしい。

 

仕方ないこともわかっている

復興計画では、もれなく網羅することが求められるのだろう。

ただその中身は、まだこれから。

誰がいつまでにどれくらいの予算を使ってやるかは決められていない。

 

ここが重要だと思う

ただ、45、46ページにある誰がやるのかは、「倉敷市」がやりますではなく、

みんなでやりましょう!というところに期待をするしかない。

災害が起こったからではない、もうすでに行政だけでまわるような社会ではない。

つまり、協力してもらい、協力していくのが上手なこれからのやり方。

 

自分も復興計画を推進する!

倉敷市民は真備町に特に多くの税金使いますよ!!

だったら、しっかり我々も真備町に関わって自分の街の一部として

共に生きていこう!という姿勢になった方がいいよね。

 

ということで、復興はこれから。

www.city.kurashiki.okayama.jp

 

 

映画「ゆれる」は何がゆれているか(もちろんネタバレって言うても、2006年の映画やで!見て!)

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いい映画だった

見た人同士があーだった、こーだったと話すると面白いだろうな。

物事はゆれているんですよね。事実なんてものはあるようでない。

多様な意見、見え方があるのは当然。

映画も、主人公も、見ている僕らもゆれている。

あらすじ

故郷を離れ、東京で写真家として活躍する弟・猛。母親の法事で久々に帰省し、兄・稔が切り盛りする実家のガソリンスタンドで働く昔の恋人・智恵子と再会する。猛と智恵子とは一夜を過ごし、翌日、兄弟と彼女の3人で渓谷へ遊びに行く。猛が智恵子を避けるように写真を撮っているとき、智恵子が渓流にかかる吊り橋から落下する。その時、近くにいたのは稔だけだった。事故だったのか、事件なのか、裁判が進むにつれて兄をかばう猛の心はゆれ、最後には証言台に立ってある行為を選択する。

ウィキペディアより)

 

殺人か事故か

「助けなくちゃ」と「殺してしまえ」の両端にあるような感情ではなく、

「自分の好きな人が死ぬなんて考えられない」と

「この人が死んでしまったらどうなるんだろう」と一瞬よぎるものはないだろうか。

もっと危ない方向にいってみようか。

この人の最後を決めたのは弟でななく私だ。死んでいく女性の姿は美しい。

(ここまでは映画では描かれていないので妄想)

つり橋で彼女が手を振りほどいた瞬間から、つり橋から落ちるまでの

兄貴の中にあるもの。ゆれる何かを法廷で表現できただろうか。

 

レッテルの中で生きる

レッテルは外から貼られるものでもあるが、自分で貼るものでもある。

自分はこういう人間だと決めてあげると居心地が良い。

役割を演じることも社会の中では大切だとも言える。

映画の中では、社会・つながり・絆、生きるとレッテルがどんどん無用になっていく。

アイデンティティは社会に依存している。

「あの人は責任感があって、優しい、人の気持ちがわかる人です」

なんと儚い、何も知らない人の言葉だろうか。

 

兄弟の絆

8ミリフィルムに映る兄弟・家族の姿。

一緒に過ごす時間と塗り替えられる記憶から絆は作られていく。

冷たいからもしれないが、幻想とも言える。

特に兄弟にとっては。情がないとは言えないが親子のようなものでもない。

弟のゆれる気持ちは、法廷の最後、証言で兄貴を殺人犯にする。

 

7年後・荒れた部屋の中、8ミリフィルムを見ている弟。

涙を流し兄貴との絆を取り戻しに車に乗る。

本当にあった絆?

もしかすると部屋の状況からすれば売れなくなり、

一人でいることの辛さから「つながり」を求めたのか。

 

セックスに関しては語らない

体内から精液が検出された。

このことで兄弟の間では動かぬ証拠ができた。

弟は大した罪悪感もなく、兄の好きな女と寝る。

元彼女ではあるが、もちろん復縁のつもりもない。

よくある話だ。そんなことを取り立てて問題にすることもないことが多い。

兄貴にとっては、違ったかもしれない。

弟に対する嫌悪感ではなく、自分に対する敗北感を強めることになった。

真木よう子の濡れ場が注目されるが、切ないシーンだ。

 

バスに乗ったのか・乗らなかったのか

最後のシーン、目が合いお互いを認識した兄弟。

私は乗らなかったとしか思えない。

乗ったと言う意見もあるだろう。

 

脚本と役者の凄さ

つまりは、これ!!!って決まっているようで決まっていないのが世の中。

「悲しい」という演技をしてください。

けど、その奥には悲しいと思っている自分を見ている冷静な自分がいる。

ところまで演技できるだろうか。人は揺らいでいる。

人は不確実で不確定なもの。裏付けられるのはそれ以外のもの。

 

結局、ゆれているのは?

世界はゆれている。私はゆれている。ゆらゆら。

 

 

どうな映画なの?って方は、こちらへ

www.yureru.com

 

 

自分のマチを、自分たちで良くする 〜ソーシャル・インパクト・ボンドって?〜

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SIB(Social Impact Bond)って何?

 

課題は山積み

空き家がどんどん増えていきます〜

使われない田畑も増えていきます〜

高齢者の孤独死介護保険の増加

子どもの虐待や若者の社会参画の低下、

あ〜もうめっちゃある。

 

さぁ、誰がやる?

NPO法人やら一般社団法人やらもちろん、企業でも取り組んでますよね。

そして、行政もなんとかしなきゃ!と動いてますが、良くなってますかね・・・。

 

これまで

これまでは、

岡山市が予算取ります〜!

このお金使って、誰か課題解決して〜!!(民間委託・補助事業)

これ本当に課題解決してる?

してないことはないけど、まぁまぁしてるくらいでもお金は払われる。

 

これからは?

SIBってやつ。

主に地域の人からお金を集めます。

クラウドファンディングとちょっと違うのもポイント)

課題解決に精を出します。

その解決度合いによって、行政からお金が支払われる。

つまり、その成果に応じてお金が入る。

そのお金からお金を出してくれた人に元本+報酬が支払われます。

つまり、少額投資となっている。

 

お金を出す人・解決もする人

課題を解決するのに、頑張って!!と出資する。

課題解決のお手伝いする。→成果をあげて課題も解決、報酬も増える。

結果、自分のマチから課題が一つ減る。

 

具体例

岡山市は、「SDGs未来都市」に選ばれています。

 「誰もが健康で学び合い、生涯活躍するおかやまの推進」

で??

「おかやまケンコー大作戦」

岡山市民は運動して、健康的な食べ物を食べて、ケンコーになりましょう!

ポイント付与によって商品券などが進呈されます。

このことで、岡山市の医療費などの削減になる。

 

実際にできること

1 出資する。大した額じゃないので誰でもできる。むしろガッカリするくらい少額。

  もちろん、少額なので投資としては大した報酬を受けられるとは思えませんが、

  銀行に置いておくよりは・・・。

2 自分も運動したり食事を食べて参加する。成果をあげて、このプロジェクトを

  成功へ導く。

 

関わり方を増やす

1と2と両方やるから面白い。出資もするし、運動もする。

岡山市が健康な人が増え、お金も増え、税金のムダ遣いも減る。

 

自分のマチとの関わり方

自分のマチのため?自分のため?

両方あったらいいんじゃない?

 

 

「おかやまケンコー大作戦」

kenkooo.jp

 

「おかやまケンコー大作戦」に投資する

www.en-try.jp

映画「翔んで埼玉」〜東京と埼玉と岡山と〜

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埼玉といえば「池袋」

岡山に住む「埼玉県人」と一緒に映画「翔んで埼玉」を見てきた

主催者:埼玉県人

開催趣旨:「映画を見て、みんなで埼玉をディスってみよう」

参加人数:大人11人 子ども3人(うち埼玉県人1人)

 

映画「翔んで埼玉」

1982-83年の作品。

埼玉から東京に入るには通行手形が必要な世界がある。

迫害される埼玉県人は立ち上がり、最大限にディスられながらも

東京からその尊厳を取り戻すギャグ漫画の実写化。

 

繰り返される鉄板の話

ディスられてきた内容は変われど、ずっとずっと何度でも行われてきた

鉄板のお話。だから、笑える。だから、くだらない。

 

東京への憧れは今も続いている?

経済・政治ヒエラルキーの完全なるトップ・東京になれるわけもない。

「埼玉は東京になりたかった」と埼玉県人が発した。

いや、きっと「どの県」も東京になりたかった。

いづれはなれるような気がしてた。

しかし、「1982年ごろには、なれないことに気付き始めていた」

 

埼玉県人のプライド

埼玉県人の言葉「岡山の人にはわからないですよね〜(笑)」

そう。わからない。空気感も地名も地理感覚も。

でも、わかる。そんな具体的なことはなくてもわかることがある。

経済格差を揶揄する空気感。

そして、埼玉県人の言う「わからないですよね〜」は、

経済格差はあっても東京に隣接している埼玉と

そうでない岡山(東京近郊の県以外)では環境が違いますよね〜とも

感じ取れる。確かに。確かにそうだ。

埼玉県人をディスりましょう!と言いながら、

埼玉県人は岡山県人より上にいるんですよね!というアピールにも聞こえる。

なるほど。なるほど。見えてきた。

上から目線でディスられた気持ちが一瞬あったが、この時気付いた。

このヒエラルキーから岡山の方が先に脱却しているのかも。

 

住みやすいの定義

 

映画の中で「埼玉は住みやすい」と言う。

これ!と言った観光客に来て貰うものはなくても、

均一化された快適なショッピングモールがたくさんある!

お!岡山にもどんどんできて来ている。

つまり、東京化をやめた埼玉。

東京化をやめた岡山は埼玉化している。つまり、全国埼玉化計画が進んでいる。

イオンモールで映画を見たことから考えると千葉化なのか。

 

つまり、東京化から埼玉化(千葉化)が進み、そして。

経済的優位、物的幸福感を感じていることは1982年から変わっていない。

岡山は埼玉よりヒエラルキーが下なので気付いていることがある。

これが住みやすいではないことを。

 

今後はどうなる?

この映画を見ていて、ディスられる埼玉を笑いながら、

だんだん応援し始める。そして、東京をディスっている。

東京は群馬に大金を隠し、私欲を肥やしている。

その一方で、

東京にあるもので岡山にないものは多い。

住まないと得られないものもある。

何度も繰り返しになるが、東京化する必要はもうない。

 

東京に求めるものは

東京は東京のまま突っ走ってほしい。

限界がきていると言われもする。(それは岡山にはわからないことも多い)

東京の問題は日本の問題。日本の問題は東京の問題。

地方がないのではない。地方を語る上で、東京が関わっていることが多いから。

 

岡山に求めるものは

イオンモール岡山駅前にできることを反対したのは、

商店街が潰される!と言いながら、埼玉化する岡山を嫌がったのだ。

岡山がする何がで、東京の問題を少しだけ解決できれば、

日本の問題が解決することになる。

 

東京も埼玉も岡山も

東京にも埼玉にも遊びに行けばいい。

時には住んでみればいい。

立ち位置を感じてみればいい。どこに住んでも正解。

でもやっぱりディスっているうちは、バカバカしい面白い鉄板話にしかならない。

優位性のヒエラルキーは消え、特異性が生むフラットに見えてきた時、

日本という集合体としての存在が楽しく、

また自分のものとなる可能性を秘めているように感じた。

 

「埼玉」ありがとう(?)

www.tondesaitama.com

アートがある街

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テーマを発表する大森雅夫岡山市

2019年は「岡山芸術交流」がある。

アート毛嫌い派には、観光客を増やすための客寄せパンダ、

好奇心旺盛派には、今からワクワクしているに違いない。

 

3月15日パブリックプログラムシンポジウム

「アートが"変える"ひとづくり、まちづくり」

 

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シンポジウムの様子

1 石川さんの話す「smart citizen(スマートシチズン)」

アートは箱(美術館)に見にいくものだけではない。

同芸術祭でも「A&C(アート&シティ)」では街の中にアートを散りばめていく。

普段の生活の中にアートがある。帰宅中に鑑賞するではなく、そこにあるアート。

きっとアートに近くなり、アートが人の人生に、街のあり方に与える影響がある。

それには時間がかかる。でも必ずやってくる。この街でよかったの瞬間が。

 

2 アートは科学(AI)と共に

基調講演には、京都大学大学院 情報学研究科 教授の神谷之康さん。

目で見ているものを、脳内で投影される画像をコード化して再現する。

目で見ていなくても脳内で投影されている映像はコード化し、

ディープラーニングすれば、おおよその画像が見えてくる。

と言っても、まだまだこんなレベル。

人間の解明にはほど遠いが、ここから刺激されるものはたくさんある。

同じ赤いリンゴを見ていても、隣の人と同じ赤いリンゴを見ているとは限らない。

むしろ違うものを見ていると言ってもいい。

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ディレクターのPierre Huyghe(ピエール・ユイグ)は何を見せるのか!

楽しみだ。

 

神谷さんとユイグとの共同作品「UUmwelt」

UUmweltとは、Un Umweltの造語。

Umweltは環世界と訳されるドイツ語。

環世界とは、ヤーコプ・フォン・ユクスキュルが提唱した生物学。

生物によって知覚できるものが違う。

つまり、匂いと温度しか感じることができなければ、それが世界。

人間の知覚世界が全てではなく、また人間同士もまた違う生物かもしれない。

www.serpentinegalleries.org

 

3 岡山市として芸術祭をどう捉えるか

3年前の芸術交流では23.4万人が岡山を訪れた。

そのうち、70%が県内だったという。経済効果は20億円。

これがすごいかどうかよかったかどうかは難しい。

世界のアート界からは興味の対象となっているようだ。

パリのポンピドゥセンターから4月には視察がやってくる。

瀬戸内がアートエリア(アートリージョン)として注目されつつある。

その中心地(キャピタル)としての岡山を信じて、「まちをつくる」

覚悟と神輿を担ぐ楽しさを岡山市民、岡山県民がどこまで持てるのか

これからが楽しみだ。

 

4 アートだと引かずに楽しめる空気

9月27日〜11月24日の短い期間だが、面白がる人を増やしたい。

どう感じようが勝手。好きにやろう。岡山はおもろいことやる街なんよ!

忘れてたテーマは「IF THE SNAKE」

これはまた。

 

www.okayamaartsummit.jp

男性がメイクする

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男性のコスメブランド「FIVEISM×three」を知った。

男性が化粧するっていうと、女性的に変装する、フェミニンなイメージがある。

女性の化粧にも種類があるように、なりたい自分になれるというのがメイク。

 

www.fiveism-x-three.com

 

芸能人みたいに演じる、装う人でないことが重要。

女性も自分らしいナチュラルメイクが主流だけど、

自分らしさを強調するためのしかもメイクしていることを気づかせない

「ステルスメイク」というものある。

わ〜!!面白い〜!!

 

このブランドオーナーのRIE OMOTOさんは岡山出身。

アートの距離、自由の拡張性、ワクワクした。

 

www.newyorker.co.jp